「お釣りをください」は外国語で何て言う?10言語での言い方・発音まとめ

「お釣りをください」を10言語で言うと?多言語フレーズの発音まとめ買い物
「お釣りをください」を韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・マレー語・ヒンディー語・アラビア語・トルコ語の10言語で紹介。発音つき多言語フレーズ辞典。

海外で買い物や食事をしたとき、お釣りをなかなかもらえなかったり、金額が間違っていたりする場面は少なくありません。そんなときに「お釣りをください」と現地の言葉でしっかり伝えられると安心です。この記事では、10言語での「お釣りをください」の言い方を発音つきでまとめました。旅行前に覚えておくと、支払いの場面で役立ちます。

韓国語で「お釣りをください」

잔돈 주세요(チャンドン ジュセヨ)

「잔돈(チャンドン)」が「小銭・お釣り」、「주세요(ジュセヨ)」が「ください」という意味です。韓国ではカード決済が主流ですが、屋台や市場では現金とお釣りのやりとりが発生します。

より丁寧に言うなら 거스름돈 주세요(コスルムドン ジュセヨ)(お釣りをください)を使います。「거스름돈」は「お釣り」を指す正式な言葉です。

例文:

거스름돈을 안 주셨어요.(コスルムドヌル アン ジュショッソヨ)

お釣りをまだいただいていません。

中国語で「お釣りをください」

请找零(チン ヂャオ リン)

「请(チン)」が「どうぞ・~してください」、「找零(ヂャオ リン)」が「お釣りを出す」という意味です。「找(ヂャオ)」には「探す」以外に「釣り銭を返す」という意味があります。

「お釣りを忘れていますよ」と伝えるなら 还没找零呢(ハイ メイ ヂャオ リン ナ) を使います。

例文:

请把零钱找给我。(チン バー リンチエン ヂャオ ゲイ ウォ)

お釣りを私にください。

タイ語で「お釣りをください」

ขอเงินทอนด้วยค่ะ/ครับ(コー グン トーン ドゥアイ カー/クラップ)

「ขอ(コー)」が「~をください」、「เงินทอน(グン トーン)」が「お釣り」という意味です。タイの市場や屋台では、小銭を正確に渡されないこともあるので、しっかり確認しましょう。

男性は ครับ(クラップ)、女性は ค่ะ(カー) を文末につけると丁寧です。

例文:

ขอเงินทอนหน่อยครับ(コー グン トーン ノーイ クラップ)

お釣りをください。(男性の場合)

ベトナム語で「お釣りをください」

Cho tôi tiền thối(チョー トイ ティエン トイ)

「Cho(チョー)」が「~をください」、「tiền thối(ティエン トイ)」が「お釣り」という意味です。北部では tiền thừa(ティエン トゥア) とも言います。

より丁寧に言うなら Làm ơn trả lại tiền thừa(ラム オン チャー ライ ティエン トゥア)(お釣りを返してください)が使えます。

例文:

Anh ơi, cho tôi tiền thối với.(アイン オイ、チョー トイ ティエン トイ ヴォイ)

すみません、お釣りをください。

インドネシア語で「お釣りをください」

Minta kembaliannya(ミンタ クンバリアンニャ)

「Minta(ミンタ)」が「~をください」、「kembalian(クンバリアン)」が「お釣り」という意味です。「kembali(クンバリ)」は「戻る」という動詞で、「戻ってくるお金」=「お釣り」というイメージです。

丁寧に言うなら Tolong kembaliannya(トロン クンバリアンニャ)(お釣りをお願いします)を使います。

例文:

Pak, kembaliannya belum saya terima.(パッ、クンバリアンニャ ブルム サヤ トゥリマ)

すみません、お釣りをまだ受け取っていません。

タガログ語(フィリピン語)で「お釣りをください」

Pakibigay po ang sukli(パキビガイ ポ アン スクリー)

「Pakibigay(パキビガイ)」が「ください」、「sukli(スクリー)」が「お釣り」という意味です。フィリピンでは小額紙幣のお釣りがなかなか出てこないこともあるので、遠慮せずに伝えましょう。

「po」を添えると丁寧になります。カジュアルには Yung sukli ko(ユン スクリー コ)(私のお釣り)でも通じます。

例文:

Miss, yung sukli ko po.(ミス、ユン スクリー コ ポ)

すみません、お釣りをください。

マレー語で「お釣りをください」

Minta baki(ミンタ バキ)

「Minta(ミンタ)」が「~をください」、「baki(バキ)」が「残り・お釣り」という意味です。インドネシア語の「kembalian」とは違う単語を使うのがマレー語の特徴です。

丁寧には Boleh minta baki?(ボレ ミンタ バキ)(お釣りをいただけますか?)と聞けます。

例文:

Encik, baki saya belum dapat.(エンチッ、バキ サヤ ブルム ダパッ)

すみません、お釣りをまだもらっていません。

ヒンディー語で「お釣りをください」

बाकी पैसे दीजिए(バーキー パイセー ディージエ)

「बाकी(バーキー)」が「残り」、「पैसे(パイセー)」が「お金」、「दीजिए(ディージエ)」が「ください」という意味です。マレー語と同じく「残り」という言葉でお釣りを表現します。

「छुट्टे पैसे(チュッテー パイセー)」は「小銭」を指します。インドでは両替もお釣りも「छुट्टा(チュッター)」と言うことがあります。

例文:

मेरे बाकी पैसे दीजिए।(メレー バーキー パイセー ディージエ)

私のお釣りをください。

アラビア語で「お釣りをください」

من فضلك، الباقي(ミン ファドリク、アルバーキー)

「من فضلك(ミン ファドリク)」が「お願いします」、「الباقي(アルバーキー)」が「残り=お釣り」という意味です。ヒンディー語の「バーキー」と同じ語源で、アラビア語から広まった言葉です。

より丁寧に言うなら أعطني الباقي من فضلك(アアティニー アルバーキー ミン ファドリク)(お釣りをください、お願いします)を使います。

例文:

أين الباقي من فضلك؟(アイナル バーキー ミン ファドリク)

お釣りはどこですか、お願いします。

トルコ語で「お釣りをください」

Para üstünü verir misiniz?(パラ ユストゥヌ ヴェリル ミスィニズ)

「Para üstü(パラ ユストゥ)」が「お金の上=お釣り」、「verir misiniz?(ヴェリル ミスィニズ)」が「いただけますか?」という意味です。トルコ語らしい丁寧な言い回しです。

シンプルに Para üstü lütfen(パラ ユストゥ リュトフェン)(お釣りをお願いします)とも言えます。

例文:

Pardon, para üstümü alamadım.(パルドン、パラ ユストゥムュ アラマドゥム)

すみません、お釣りをまだもらっていません。

10言語「お釣りをください」一覧表

言語表記カタカナ読み
韓国語잔돈 주세요チャンドン ジュセヨ
中国語请找零チン ヂャオ リン
タイ語ขอเงินทอนコー グン トーン
ベトナム語Cho tôi tiền thốiチョー トイ ティエン トイ
インドネシア語Minta kembaliannyaミンタ クンバリアンニャ
タガログ語Pakibigay po ang sukliパキビガイ ポ アン スクリー
マレー語Minta bakiミンタ バキ
ヒンディー語बाकी पैसे दीजिएバーキー パイセー ディージエ
アラビア語الباقي من فضلكアルバーキー ミン ファドリク
トルコ語Para üstünü verir misiniz?パラ ユストゥヌ ヴェリル ミスィニズ

まとめ

「お釣りをください」は、旅先での支払いをスムーズにする実用フレーズです。アラビア語の「バーキー(残り)」がヒンディー語やマレー語でも使われているのは、言語交流の歴史が感じられる面白い例です。ベトナム語の「ティエン トイ」やトルコ語の「パラ ユストゥ(お金の上)」のように、国ごとにお釣りの表現もさまざまです。海外で戸惑ったときこそ、短く明確な一言が頼りになります。ぜひ現地の言葉で堂々とお釣りを受け取り、気持ちよく旅を楽しんでください。

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この表現について

皆さん、こんにちは!「世界のことば辞典」の著者です。

「お釣りをください」というシンプルな一言ですが、この記事でご紹介したように、言語によって表現のニュアンスや使われ方が少しずつ違うのが面白いですよね。

特に私が注目したいのは、韓国語の「잔돈 주세요(チャンドン ジュセヨ)」「거스름돈 주세요(コスルムドン ジュセヨ)」の使い分けです。

記事にもある通り、「잔돈」は「小銭・お釣り」、「거스름돈」は「お釣り」を指す正式な言葉。日本語の感覚だと、「お釣り」は「お釣り」でしょ?と思ってしまいますが、ここにはちょっとしたニュアンスの違いと、韓国における支払い文化が隠されています。

「잔돈 주세요」は、どちらかというと「細かいお金をください」というカジュアルな響きがあります。例えば、屋台でおでんを食べて1万ウォン札を出した時、店員さんが「あれ、小銭あるかな?」と迷っているような場面で「잔돈 주세요」と言うと、お店の人も「あ、そうそう、お釣りね!」と自然に受け取ってくれます。日常的なやり取りの中で、ちょっとした気遣いや親しみを込めた表現として使われやすいんです。

一方、「거스름돈 주세요」は、よりフォーマルで、文字通り「お釣りをください」と求めるニュアンスが強いです。例えば、デパートのレジや、少しきちんとしたレストランで、お釣りの金額が多かったり少なかったり、あるいは渡し忘れているような場合に、毅然として「거스름돈 주세요」と言うのが適切でしょう。ビジネスシーンや、少し改まった場面で使うことで、きちんとした印象を与えられます。

この二つの使い分けを意識するだけで、韓国でのコミュニケーションがよりスムーズになるはずです。相手や状況に合わせて言葉を選ぶことで、単に「お釣りをください」と伝えるだけでなく、あなたの気持ちや意図も伝わりやすくなりますよ。ぜひ、現地で試してみてくださいね!

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