火災は一刻を争う緊急事態です。海外で火事に遭遇したり、見かけたりしたとき、大声で周囲に知らせる一言を現地の言葉で言えるかどうかで、人の命が救われることがあります。この記事では、10言語での「火事です」の言い方を発音つきでまとめました。旅行や海外在住の備えとして、ぜひ覚えておきましょう。
韓国語で「火事です」
불이야!(プリヤ!)
韓国語で最も一般的な叫び方が 불이야!(プリヤ!) です。「불(プル)」が「火」、「이야」は「だ」という断定表現で、「火だ!」というニュアンスです。
より丁寧に「火事です」と伝えるときは 화재입니다(ファジェイムニダ) を使います。「화재(ファジェ)」は漢字の「火災」です。
例文:
불이야! 빨리 피하세요!(プリヤ! パルリ ピハセヨ!)
火事です!早く避難してください!
中国語で「火事です」
着火了!(ジャオホウォ ラ!)
中国語で「火事だ」と叫ぶときは 着火了!(ジャオホウォ ラ!) または 失火了!(シーホウォ ラ!) が使われます。「了」は動作の完了を表し、「火がついた」という意味になります。
フォーマルな表現は 火灾(ホウォザイ) です。ニュースや公式な場面ではこちらが使われます。
例文:
着火了!快跑!(ジャオホウォ ラ!クァイパオ!)
火事だ!早く逃げて!
タイ語で「火事です」
ไฟไหม้!(ファイ マイ!)
タイ語で「火事です」は ไฟไหม้(ファイ マイ)。「ไฟ(ファイ)」が「火」、「ไหม้(マイ)」が「燃える」という動詞で、直訳は「火が燃えている」です。
丁寧に言うときは語尾に ครับ(クラップ)(男性)/ ค่ะ(カー)(女性)をつけます。
例文:
ไฟไหม้! รีบหนีเร็ว!(ファイ マイ!リープ ニー レーオ!)
火事です!早く逃げて!
ベトナム語で「火事です」
Cháy!(チャイ!)
ベトナム語で「火事だ」は Cháy(チャイ) の一語で通じます。「燃える」という動詞であり、叫び声としても使われます。
より明確に「火事です」と言うなら Có cháy!(コー チャイ!)(火事があります)や Hỏa hoạn(ホア ホアン)(火災)を使います。
例文:
Cháy! Chạy đi!(チャイ! チャイ ディー!)
火事だ!逃げて!
インドネシア語で「火事です」
Kebakaran!(クバカラン!)
インドネシア語で「火事」は Kebakaran(クバカラン)。「Bakar(焼く)」に接頭辞と接尾辞がついて「火災」という名詞になっています。
「火がついた」と言うときは Ada api!(アダ アピ!)(火があります)も使えます。Api(アピ) が「火」です。
例文:
Kebakaran! Cepat keluar!(クバカラン! チュパッ クルアル!)
火事です!早く外に出て!
タガログ語(フィリピン語)で「火事です」
Sunog!(スノッグ!)
タガログ語で「火事」は Sunog(スノッグ)。フィリピンでは通常この一語で叫びます。
より丁寧に言うときは May sunog!(マイ スノッグ!)(火事があります)を使います。
例文:
Sunog! Tumakbo na kayo!(スノッグ!トゥマクボ ナ カヨ!)
火事です!みんな走って!
マレー語で「火事です」
Kebakaran!(クバカラン!)
マレー語の「火事」はインドネシア語と同じく Kebakaran(クバカラン) です。マレー語とインドネシア語は兄弟言語なので、多くの基本語彙が共通しています。
また Api!(アピ!)(火!)と叫ぶことでも緊急性が伝わります。
例文:
Kebakaran! Keluar sekarang!(クバカラン!クルアル スカラン!)
火事です!今すぐ外に出て!
ヒンディー語で「火事です」
आग लगी है!(アーグ ラギー ハェ!)
ヒンディー語で「火事です」は आग लगी है(アーグ ラギー ハェ)。「आग(アーグ)」が「火」、「लगी है」は「ついた・起こった」を表します。
短く叫ぶなら आग!(アーグ!) の一語でも通じます。インドでは英語の Fire!(ファイア!) も広く使われます。
例文:
आग लगी है! जल्दी भागो!(アーグ ラギー ハェ!ジャルディー バーゴ!)
火事です!早く逃げて!
アラビア語で「火事です」
حريق!(ハリーク!)
アラビア語で「火事」は حريق(ハリーク) です。叫び声としてそのまま使えます。「火」は نار(ナール) と言い、状況によって使い分けます。
アラビア語圏で緊急時はこの一語が最も伝わりやすい表現です。
例文:
حريق! اهربوا بسرعة!(ハリーク! イフラブー ビスルア!)
火事です!急いで逃げてください!
トルコ語で「火事です」
Yangın var!(ヤンウン ヴァル!)
トルコ語で「火事」は Yangın(ヤンウン)、「var」は「ある」という意味で、「火事があります」という表現になります。単独で Yangın!(ヤンウン!) と叫ぶこともあります。
トルコでは火災報知のサイレンも普及していますが、とっさに声で知らせることが大切です。
例文:
Yangın var! Hemen kaçın!(ヤンウン ヴァル! ヘメン カチュン!)
火事です!すぐに逃げてください!
10言語「火事です」一覧表
| 言語 | 表記 | カタカナ読み |
|---|---|---|
| 韓国語 | 불이야! | プリヤ |
| 中国語 | 着火了! | ジャオホウォ ラ |
| タイ語 | ไฟไหม้! | ファイ マイ |
| ベトナム語 | Cháy! | チャイ |
| インドネシア語 | Kebakaran! | クバカラン |
| タガログ語 | Sunog! | スノッグ |
| マレー語 | Kebakaran! | クバカラン |
| ヒンディー語 | आग लगी है! | アーグ ラギー ハェ |
| アラビア語 | حريق! | ハリーク |
| トルコ語 | Yangın var! | ヤンウン ヴァル |
まとめ
「火事です」は人の命を守る最重要フレーズの一つです。ベトナム語の「チャイ」、タガログ語の「スノッグ」のように一語で叫ぶだけで意味が通じる言語もあれば、ヒンディー語の「アーグ ラギー ハェ」のように文として言う言語もあります。海外旅行中は非常口や消火器の場所を確認するとともに、現地語で火災を知らせる一言を覚えておきましょう。ホテルでのチェックイン時や民泊に泊まる際にも、避難経路と合わせて現地の「火事です」をメモしておくと安心です。備えあれば憂いなし、大切なのは「とっさに声が出せる」ことです。


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