「名刺をどうぞ」は外国語で何て言う?10言語での言い方・発音まとめ

「名刺をどうぞ」を10言語で言うと?多言語フレーズの発音まとめビジネス・仕事
「名刺をどうぞ」を韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・マレー語・ヒンディー語・アラビア語・トルコ語の10言語で紹介。発音つき多言語フレーズ辞典。

海外ビジネスの場面で欠かせないのが名刺交換です。日本のようにかしこまった儀礼はなくても、初対面の相手に名刺を渡すときの一言は、その後の関係を左右する大切なコミュニケーションです。この記事では、10言語での「名刺をどうぞ」の言い方を発音つきでまとめました。海外出張や訪問客の対応に役立ててください。

韓国語で「名刺をどうぞ」

제 명함입니다(チェ ミョンハミムニダ)

「제(チェ)」が「私の」、「명함(ミョンハム)」が「名刺」、「입니다(イムニダ)」が「~です」という意味です。韓国でも日本と同様、ビジネスシーンでは両手で名刺を渡すのが礼儀です。

「どうぞ受け取ってください」とより丁寧に言うなら 제 명함을 받아 주세요(チェ ミョンハムル パダ ジュセヨ) が使えます。

例文:

안녕하세요, 제 명함입니다.(アンニョンハセヨ、チェ ミョンハミムニダ)

こんにちは、私の名刺をどうぞ。

中国語で「名刺をどうぞ」

这是我的名片(ヂェー シー ウォ ダ ミンピエン)

「这是(ヂェー シー)」が「これは」、「我的(ウォ ダ)」が「私の」、「名片(ミンピエン)」が「名刺」という意味です。中国でも名刺交換は重要なビジネスマナーで、必ず両手で渡します。

より丁寧には 请多关照,这是我的名片(チン ドゥオ グアンヂャオ、ヂェー シー ウォ ダ ミンピエン)(どうぞよろしく、これが私の名刺です)と言うと印象的です。

例文:

初次见面,这是我的名片。(チュウツー ジエンミエン、ヂェー シー ウォ ダ ミンピエン)

はじめまして、名刺をどうぞ。

タイ語で「名刺をどうぞ」

นี่คือนามบัตรของผม/ของดิฉัน(ニー クー ナームバット コーン ポム/コーン ディチャン)

「นี่คือ(ニー クー)」が「これは」、「นามบัตร(ナームバット)」が「名刺」、「ของผม/ของดิฉัน(コーン ポム/コーン ディチャン)」が「私の(男性/女性)」です。

タイでは นามบัตร のほかに、カジュアルに การ์ด(カード) と言うこともあります。文末に ครับ/ค่ะ を忘れずに。

例文:

นี่นามบัตรของผมครับ(ニー ナームバット コーン ポム クラップ)

こちらが私の名刺です。(男性の場合)

ベトナム語で「名刺をどうぞ」

Đây là danh thiếp của tôi(ダイ ラー ヤイン ティエップ クア トイ)

「Đây là(ダイ ラー)」が「これは」、「danh thiếp(ヤイン ティエップ)」が「名刺」、「của tôi(クア トイ)」が「私の」という意味です。北部では「danh thiếp」、南部では「card visit(カード ヴィジット)」もよく使われます。

丁寧に言うなら Xin gửi ngài danh thiếp của tôi(シン ギー ンガイ ヤイン ティエップ クア トイ)(名刺をお渡しいたします)が使えます。

例文:

Đây là danh thiếp của tôi, rất hân hạnh.(ダイ ラー ヤイン ティエップ クア トイ、ザット ハン ハン)

こちらが私の名刺です、どうぞよろしく。

インドネシア語で「名刺をどうぞ」

Ini kartu nama saya(イニ カルトゥ ナマ サヤ)

「Ini(イニ)」が「これ」、「kartu(カルトゥ)」が「カード」、「nama(ナマ)」が「名前」、「saya(サヤ)」が「私」です。直訳すると「これは私の名前カードです」となり、分かりやすい表現です。

より丁寧には Silakan, ini kartu nama saya(シラカン、イニ カルトゥ ナマ サヤ)(どうぞ、私の名刺です)を使います。

例文:

Perkenalkan, ini kartu nama saya.(プルクナルカン、イニ カルトゥ ナマ サヤ)

ご紹介します、私の名刺をどうぞ。

タガログ語(フィリピン語)で「名刺をどうぞ」

Ito po ang business card ko(イト ポ アン ビジネス カード コ)

フィリピンではビジネスシーンで英語がほぼ標準で使われるため、「business card」という英語がそのまま通じます。「Ito po ang(イト ポ アン)」が「これはです」、「ko(コ)」が「私の」という意味です。

「po」を添えると丁寧になります。タガログ語で「名刺」を表す tarheta(タルヘタ) という古い言葉もありますが、現在はほぼ英語が使われます。

例文:

Ito po ang business card ko, sir.(イト ポ アン ビジネス カード コ、サー)

こちらが私の名刺です。

マレー語で「名刺をどうぞ」

Ini kad nama saya(イニ カッド ナマ サヤ)

「Ini(イニ)」が「これ」、「kad nama(カッド ナマ)」が「名刺」、「saya(サヤ)」が「私」という意味です。マレー語の「kad」は英語の「card」から借用された単語です。インドネシア語の「kartu」とは少し違います。

丁寧には Sila terima kad nama saya(シラ トゥリマ カッド ナマ サヤ)(どうぞ私の名刺をお受け取りください)を使います。

例文:

Encik, ini kad nama saya.(エンチッ、イニ カッド ナマ サヤ)

こちらが私の名刺です。

ヒンディー語で「名刺をどうぞ」

यह मेरा विजिटिंग कार्ड है(イェ メーラー ヴィジティング カールド ヘェ)

「यह(イェ)」が「これ」、「मेरा(メーラー)」が「私の」、「विजिटिंग कार्ड(ヴィジティング カールド)」が「名刺(英語由来)」という意味です。インドでは「visiting card」という言い方が定着しています。

ビジネスシーンでは英語で Here is my card と言っても問題なく通じます。

例文:

सर, यह मेरा विजिटिंग कार्ड है।(サル、イェ メーラー ヴィジティング カールド ヘェ)

こちらが私の名刺です。

アラビア語で「名刺をどうぞ」

هذه بطاقتي(ハーズィヒ ビターカティー)

「هذه(ハーズィヒ)」が「これは」、「بطاقتي(ビターカティー)」が「私のカード」という意味です。「بطاقة(ビターカ)」は「カード・名刺」を表す言葉です。

より丁寧には تفضل بطاقتي(タファッダル ビターカティー)(どうぞ、私の名刺です)を使います。「tafaddal(どうぞ)」はアラビア語の代表的なもてなしの言葉です。

例文:

تفضل، هذه بطاقتي الشخصية.(タファッダル、ハーズィヒ ビターカティー アッシャフスィーヤ)

どうぞ、私の名刺です。

トルコ語で「名刺をどうぞ」

Bu benim kartvizitim(ブ ベニム カルトヴィズィティム)

「Bu(ブ)」が「これ」、「benim(ベニム)」が「私の」、「kartvizitim(カルトヴィズィティム)」が「名刺」という意味です。「kartvizit」はフランス語の「carte de visite(カルト ド ヴィジット)」から入ってきた言葉です。

丁寧には Kartvizitim, buyurun(カルトヴィズィティム、ブユルン)(私の名刺です、どうぞ)がよく使われます。「buyurun」はトルコ独特のもてなしの言葉です。

例文:

Tanıştığımıza memnun oldum, bu benim kartvizitim.(タヌシュトゥウムザ メムヌン オルドゥム、ブ ベニム カルトヴィズィティム)

お会いできて嬉しいです、こちらが私の名刺です。

10言語「名刺をどうぞ」一覧表

言語表記カタカナ読み
韓国語제 명함입니다チェ ミョンハミムニダ
中国語这是我的名片ヂェー シー ウォ ダ ミンピエン
タイ語นี่คือนามบัตรของผมニー クー ナームバット コーン ポム
ベトナム語Đây là danh thiếp của tôiダイ ラー ヤイン ティエップ クア トイ
インドネシア語Ini kartu nama sayaイニ カルトゥ ナマ サヤ
タガログ語Ito po ang business card koイト ポ アン ビジネス カード コ
マレー語Ini kad nama sayaイニ カッド ナマ サヤ
ヒンディー語यह मेरा विजिटिंग कार्ड हैイェ メーラー ヴィジティング カールド ヘェ
アラビア語هذه بطاقتيハーズィヒ ビターカティー
トルコ語Bu benim kartvizitimブ ベニム カルトヴィズィティム

まとめ

「名刺をどうぞ」は、ビジネスシーンで人と人をつなぐ大切な一言です。韓国語の「명함」や中国語の「名片」のように、東アジアでは漢字由来の言葉が使われる一方、マレー語の「kad」やトルコ語の「kartvizit」のように、西洋から入ってきた外来語が定着している地域もあります。名刺を渡す所作は国ごとに少しずつ違いますが、両手で丁寧に渡すスタイルはアジア圏では共通です。海外ビジネスの第一歩として、現地の言葉で名刺を差し出せば、相手への敬意がしっかり伝わりますよ。

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この表現について

「名刺をどうぞ」という、たった一言の挨拶に、こんなにも文化やニュアンスが凝縮されているとは、私も執筆しながら改めて驚きました。

特に興味深いのは、日本と韓国における「名刺交換」という行為の類似性です。記事にもある通り、両手で渡すのが礼儀、という点は共通していますよね。これは、儒教文化圏における「相手への敬意」の表れだと私は考えています。目上の人や初対面の人に対しては、より丁重な態度を示すことで、良好な関係を築こうとする心が働きます。韓国語の「제 명함입니다(チェ ミョンハミムニダ)」は直訳すると「私の名刺です」ですが、この「~です(입니다)」が、形式を重んじる場面でよく使われる丁寧な表現である点も、そうした背景を物語っていると言えるでしょう。

一方、中国語の「这是我的名片(ヂェー シー ウォ ダ ミンピエン)」は、「これは私の名刺です」と、より直接的で簡潔な印象を受けます。もちろん、中国でもビジネスシーンでの礼儀はありますが、韓国や日本ほど厳密な「名刺交換の儀式」というよりは、コミュニケーションの一環として自然に行われるイメージです。これは、中国の広大な国土と多様な民族性から来る、より実用性を重視する文化が影響しているのかもしれませんね。

私たち日本人は、つい「名刺を渡す」という行為に付随する「どうぞ」という言葉を直訳しがちですが、それぞれの言語が持つ「丁寧さ」や「配慮」の表現方法を理解することが、円滑なコミュニケーションへの第一歩だと実感します。単語を覚えるだけでなく、その背景にある文化を知ることで、言葉はより生き生きと、そして相手の心に届くようになるはずですよ!

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