交通事故、転倒、落下物など、危険はどこに潜んでいるか分かりません。海外で誰かが危険な目に遭いそうなとき、とっさに「危ない!」と叫べるかどうかで状況が大きく変わります。この記事では、10言語での「危ない」の言い方を発音つきでまとめました。緊急時の一言として、覚えておくと頼りになります。
⭐ いまよく読まれているフレーズ
韓国語で「危ない」
위험해!(ウィホメ!)
韓国語で「危ない」は 위험해(ウィホメ)。漢字語の「危険」に由来する「위험(ウィホム)」+「해(〜だ)」の形です。丁寧に言うときは 위험해요(ウィホメヨ) を使います。
とっさに「危ない!」と叫ぶときは 조심해!(チョシメ!)(気をつけて!)もよく使われます。
例文:
위험해! 차 조심해!(ウィホメ! チャ チョシメ!)
危ない!車に気をつけて!
中国語で「危ない」
危险!(ウェイシエン!)
中国語で「危ない」は 危险(ウェイシエン)。日本語の「危険」と同じ漢字で、意味も同じです。「小心!(シャオシン!)」(気をつけて!)も注意喚起によく使われます。
看板などでは 注意(ジューイー) や 危险(ウェイシエン) と書かれていることが多いです。
例文:
危险!小心车!(ウェイシエン!シャオシン チャー!)
危ない!車に気をつけて!
タイ語で「危ない」
อันตราย!(アンタラーイ!)
タイ語で「危ない」は อันตราย(アンタラーイ)、サンスクリット語由来の単語です。警告看板でもよく見かけます。
とっさに「気をつけて!」と叫ぶときは ระวัง!(ラワン!) が一般的です。「ระวัง」は「注意する」という動詞です。
例文:
ระวัง! อันตราย!(ラワン!アンタラーイ!)
気をつけて!危ない!
ベトナム語で「危ない」
Nguy hiểm!(グイ ヒエム!)
ベトナム語で「危ない」は Nguy hiểm(グイ ヒエム)。漢越語で、日本語の「危険」に相当します。看板や標識にもよく使われます。
とっさに叫ぶときは Cẩn thận!(カン タン!)(気をつけて!)も併用されます。
例文:
Cẩn thận! Nguy hiểm lắm!(カン タン!グイ ヒエム ラム!)
気をつけて!とても危ないよ!
インドネシア語で「危ない」
Bahaya!(バハヤ!)
インドネシア語で「危ない」は Bahaya(バハヤ)。サンスクリット語由来の言葉で、インドネシア語でもマレー語でも共通して使われます。
「気をつけて」と言うときは Hati-hati!(ハティハティ!) が代表的な表現です。
例文:
Hati-hati! Bahaya!(ハティハティ! バハヤ!)
気をつけて!危ない!
タガログ語(フィリピン語)で「危ない」
Delikado!(デリカード!)
タガログ語で「危ない」は Delikado(デリカード)。スペイン語の「Delicado(繊細な・デリケートな)」が語源で、フィリピンでは「危険な」という意味で使われます。
「気をつけて!」は Mag-ingat ka!(マグインガッ カ!) と言います。
例文:
Mag-ingat ka! Delikado diyan!(マグインガッ カ!デリカード ディヤン!)
気をつけて!そこは危ないよ!
マレー語で「危ない」
Bahaya!(バハヤ!)
マレー語でも Bahaya(バハヤ) がインドネシア語と同じく「危ない」を表します。マレー半島とインドネシア諸島で共通の語彙です。
「気をつけて」は Hati-hati!(ハティハティ!) や Awas!(アワス!)(注意!)も使われます。
例文:
Awas! Bahaya di sini!(アワス!バハヤ ディ シニ!)
注意!ここは危ないよ!
ヒンディー語で「危ない」
खतरा!(カトラー!)
ヒンディー語で「危ない」は खतरा(カトラー)。アラビア語・ペルシア語由来の単語で、「危険」を意味します。看板では ख़तरा と書かれることもあります。
「気をつけて」は सावधान!(サーヴダーン!) と言い、警告の掛け声として広く使われます。
例文:
सावधान! यहाँ खतरा है!(サーヴダーン!ヤハーン カトラー ハェ!)
気をつけて!ここは危ない!
アラビア語で「危ない」
خطر!(ハタル!)
アラビア語で「危ない」は خطر(ハタル)。ヒンディー語の「カトラー」の語源でもあり、イスラム圏全域で通じる単語です。
「気をつけて」は انتبه!(インタビフ!) や احذر!(イフザル!) が使われます。
例文:
احذر! خطر!(イフザル!ハタル!)
気をつけて!危ない!
トルコ語で「危ない」
Tehlike!(テフリケ!)
トルコ語で「危ない」は Tehlike(テフリケ)。アラビア語由来の単語です。看板や標識では Tehlikeli bölge(テフリケリ ボルゲ)(危険区域)のように使われます。
「気をつけて」は Dikkat!(ディッカット!) が最もよく使われる警告表現です。
例文:
Dikkat! Tehlike!(ディッカット!テフリケ!)
気をつけて!危ない!
10言語「危ない」一覧表
| 言語 | 表記 | カタカナ読み |
|---|---|---|
| 韓国語 | 위험해 | ウィホメ |
| 中国語 | 危险 | ウェイシエン |
| タイ語 | อันตราย | アンタラーイ |
| ベトナム語 | Nguy hiểm | グイ ヒエム |
| インドネシア語 | Bahaya | バハヤ |
| タガログ語 | Delikado | デリカード |
| マレー語 | Bahaya | バハヤ |
| ヒンディー語 | खतरा | カトラー |
| アラビア語 | خطر | ハタル |
| トルコ語 | Tehlike | テフリケ |
まとめ
「危ない!」は人を守るための緊急ワードです。ヒンディー語の「カトラー」、トルコ語の「テフリケ」はどちらもアラビア語由来、タガログ語の「デリカード」はスペイン語由来と、言葉のルーツをたどると文化交流の歴史が見えてきます。注意を引くためには、「危ない」と同時に「気をつけて」にあたる 조심해(チョシメ)、Hati-hati(ハティハティ)、Dikkat(ディッカット) などもセットで覚えておくとより効果的です。海外で大切な人や周囲の人を守るため、短くても力のあるこの一言をぜひ身につけておいてください。いざというとき、あなたの声が誰かを救います。
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この表現について
「危ない!」という一言、シンプルながら奥深いですよね。今回は韓国語の「위험해!(ウィホメ!)」と中国語の「危险!(ウェイシエン!)」に注目して、私たち日本人が陥りがちな「危ない」の落とし穴についてお話ししたいと思います。
記事にもある通り、韓国語の「위험해!」も中国語の「危险!」も、日本語の「危険」と語源や漢字が同じなので、意味を理解するのは難しくありません。でも、実際に使うとなると、ちょっとした注意が必要なんです。
例えば、日本語の「危ない!」は、本当に差し迫った危険だけでなく、「ちょっと危ない橋を渡るね…(リスクがある)」とか、「この企画、危なくない?(失敗しそう)」のように、比喩的な表現としてもよく使われますよね。ところが、韓国語や中国語でそのまま直訳して使ってしまうと、相手は「え、本当に命の危険があるの!?」と、より深刻に受け止めてしまう可能性があります。
特に、中国語の「危险!(ウェイシエン!)」は、本当に差し迫った物理的な危険、例えば「崖から落ちそう!」とか「火事だ!」といった状況で使われることが多いです。日常のちょっとした不注意、例えば「階段で転びそうになった!」くらいの状況なら、「小心!(シャオシン!)」(気をつけて!)の方がずっと自然で、相手も驚かずに済みます。
韓国語の「위험해!」も同様で、比喩的な表現にはあまり使いません。むしろ、日本語の「危ない」がカバーする広範囲なニュアンスを、韓国語では「조심해!(チョシメ!)」(気をつけて!)や、「문제 있어?(ムンジェ イッソ?)」(問題ある?)など、状況に応じた別の表現で補うことが多いです。
つまり、日本語の「危ない」は、緊急度や危険の度合いがグラデーションになっているのに対し、韓国語や中国語の「위험해!」や「危险!」は、より「緊急事態」のトーンが強い、と覚えておくと良いでしょう。現地で使う際は、本当に差し迫った危険なのか、それともちょっとした注意喚起なのか、状況をよく見極めて言葉を選ぶのが、スムーズなコミュニケーションの秘訣ですよ!
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