海外で出会った人と自己紹介を交わすとき、「日本から来ました」というひと言は、会話のきっかけをぐっと広げてくれます。出身を伝えることで、相手は興味を持って日本のことを聞いてくれるはずです。この記事では、10言語での「日本から来ました」の言い方を発音つきでまとめました。
韓国語で「日本から来ました」
일본에서 왔습니다(イルボネソ ワッスムニダ)
韓国語で最も丁寧な表現です。「일본(イルボン)」が「日本」、「-에서」が「~から」、「왔습니다」が「来ました」の丁寧形です。ビジネスや初対面の場で使います。
友達同士のカジュアルな会話では 일본에서 왔어(イルボネソ ワッソ) や 일본에서 왔어요(イルボネソ ワッソヨ) を使います。韓国では「日本から来た」と言うと、日本の観光地や文化について質問されることも多く、会話が弾みます。
例文:
저는 일본에서 왔습니다.(チョヌン イルボネソ ワッスムニダ)
私は日本から来ました。
中国語で「日本から来ました」
我来自日本(ウォー ライズー リーベン)
フォーマルな中国語の表現です。「来自」が「~から来る」という熟語で、出身や出発地を表す定番の言い方です。
カジュアルには 我从日本来(ウォー ツォン リーベン ライ) や 我是日本人(ウォー シー リーベンレン)(私は日本人です)もよく使います。「日本」の中国語発音は「リーベン」で、ピンイン表記は「Rìběn」です。
例文:
你好,我来自日本。(ニーハオ、ウォー ライズー リーベン)
こんにちは、私は日本から来ました。
タイ語で「日本から来ました」
ผม/ฉันมาจากญี่ปุ่น(ポム/チャン マー ジャーク イープン)
タイ語で「日本から来ました」の表現です。「มา(マー)」が「来る」、「จาก(ジャーク)」が「~から」、「ญี่ปุ่น(イープン)」が「日本」です。
男性は文頭に ผม(ポム)、女性は ฉัน(チャン) を付け、文末には男性が ครับ(クラップ)、女性が ค่ะ(カー) を添えて丁寧に言います。タイでは日本人観光客が多いため、「イープン」という言葉を聞くと親しみを持ってくれる人が多いです。
例文:
ผมมาจากญี่ปุ่นครับ(ポム マー ジャーク イープン クラップ)
私は日本から来ました。(男性)
ベトナム語で「日本から来ました」
Tôi đến từ Nhật Bản(トイ デン トゥ ニャッ バン)
ベトナム語の標準的な表現です。「đến(デン)」が「来る、到着する」、「từ(トゥ)」が「~から」、「Nhật Bản(ニャッ バン)」が「日本」を意味します。
よりシンプルに Tôi là người Nhật(トイ ラー ングオイ ニャッ)(私は日本人です)と言うこともできます。ベトナムは親日国として知られ、日本から来たと伝えると話題が広がりやすいです。
例文:
Xin chào, tôi đến từ Nhật Bản.(シン チャオ、トイ デン トゥ ニャッ バン)
こんにちは、私は日本から来ました。
インドネシア語で「日本から来ました」
Saya dari Jepang(サヤ ダリ ジュパン)
シンプルで覚えやすい表現です。「Saya」が「私」、「dari」が「~から」、「Jepang」が「日本」を意味します。動詞がなくても成立する、インドネシア語らしい簡潔な文です。
より明確に動詞を入れたいときは Saya datang dari Jepang(サヤ ダタン ダリ ジュパン) と言います。「datang」が「来る」という動詞です。カジュアルには aku dari Jepang(アク ダリ ジュパン) を使います。
例文:
Halo, saya dari Jepang.(ハロー、サヤ ダリ ジュパン)
こんにちは、私は日本から来ました。
タガログ語(フィリピン語)で「日本から来ました」
Galing ako sa Japan(ガリン アコ サ ジャパン)
タガログ語の自然な表現です。「Galing」が「~から来た」、「ako」が「私」、「sa」が前置詞、「Japan」が「日本」です。フィリピンでは英語の「Japan」がそのまま使われます。
丁寧に言うときは文末に po(ポ) を付けて Galing po ako sa Japan(ガリン ポ アコ サ ジャパン) とします。より文語的には Ako ay taga-Japan(アコ アイ タガ ジャパン)(私は日本出身です)とも言えます。
例文:
Kumusta, galing po ako sa Japan.(クムスタ、ガリン ポ アコ サ ジャパン)
こんにちは、私は日本から来ました。
マレー語で「日本から来ました」
Saya dari Jepun(サヤ ダリ ジュプン)
インドネシア語とよく似た表現ですが、「日本」のマレー語は Jepun(ジュプン) となる点が違います。インドネシアでは「Jepang」、マレーシアでは「Jepun」と覚えておきましょう。
動詞を入れる場合は Saya datang dari Jepun(サヤ ダタン ダリ ジュプン) です。マレーシアは多民族国家で、マレー語のほか英語・中国語も広く通じるため、相手に合わせて言語を選ぶのも現地ならではの文化です。
例文:
Selamat pagi, saya dari Jepun.(スラマッ パギ、サヤ ダリ ジュプン)
おはようございます、私は日本から来ました。
ヒンディー語で「日本から来ました」
मैं जापान से हूँ(メェン ジャーパーン セー フーン)
ヒンディー語の基本的な表現です。「मैं(メェン)」が「私」、「जापान(ジャーパーン)」が「日本」、「से(セー)」が「~から」、「हूँ(フーン)」が「~です」に当たります。
「来ました」を明確に言う場合は मैं जापान से आया हूँ(メェン ジャーパーン セー アーヤー フーン)(男性)、女性なら मैं जापान से आई हूँ(メェン ジャーパーン セー アーイー フーン) となります。ヒンディー語は動詞や形容詞が話し手の性別で変化します。
例文:
नमस्ते, मैं जापान से हूँ।(ナマステー、メェン ジャーパーン セー フーン)
こんにちは、私は日本から来ました。
アラビア語で「日本から来ました」
أنا من اليابان(アナー ミナル ヤーバーン)
アラビア語のシンプルで美しい表現です。「أنا(アナー)」が「私」、「من(ミン)」が「~から」、「اليابان(アル ヤーバーン)」が「日本」を意味します。発音は「ミン+アル」が連結して「ミナル」になります。
より明確に「来ました」と言う場合は جئت من اليابان(ジウトゥ ミナル ヤーバーン) を使います。アラビア語圏では日本製品や日本文化への関心が高く、日本から来たと伝えると歓迎されます。
例文:
مرحباً، أنا من اليابان.(マルハバン、アナー ミナル ヤーバーン)
こんにちは、私は日本から来ました。
トルコ語で「日本から来ました」
Japonya’dan geldim(ジャポニヤダン ゲルディム)
トルコ語の自然な表現です。「Japonya(ジャポニヤ)」が「日本」、「-dan」が「~から」、「geldim」が「来ました」という過去形です。
よりシンプルに Ben Japonum(ベン ジャポヌム)(私は日本人です)とも言えます。トルコ語は母音調和のルールがあり、単語によって「-dan/-den」や「-tan/-ten」と接尾辞が変化するのが特徴です。
例文:
Merhaba, Japonya’dan geldim.(メルハバ、ジャポニヤダン ゲルディム)
こんにちは、日本から来ました。
10言語「日本から来ました」一覧表
| 言語 | 表記 | カタカナ読み |
|---|---|---|
| 韓国語 | 일본에서 왔습니다 | イルボネソ ワッスムニダ |
| 中国語 | 我来自日本 | ウォー ライズー リーベン |
| タイ語 | ผม/ฉันมาจากญี่ปุ่น | ポム/チャン マー ジャーク イープン |
| ベトナム語 | Tôi đến từ Nhật Bản | トイ デン トゥ ニャッ バン |
| インドネシア語 | Saya dari Jepang | サヤ ダリ ジュパン |
| タガログ語 | Galing ako sa Japan | ガリン アコ サ ジャパン |
| マレー語 | Saya dari Jepun | サヤ ダリ ジュプン |
| ヒンディー語 | मैं जापान से हूँ | メェン ジャーパーン セー フーン |
| アラビア語 | أنا من اليابان | アナー ミナル ヤーバーン |
| トルコ語 | Japonya’dan geldim | ジャポニヤダン ゲルディム |
まとめ
「日本から来ました」は自己紹介に欠かせないフレーズです。国によって「日本」の呼び方が少しずつ違うのも面白いところで、中国語では「リーベン」、タイ語では「イープン」、マレー語では「ジュプン」と発音が変わります。言葉のルーツをたどると、それぞれの文化と日本との交流の歴史が見えてきます。海外で出会った人に、ぜひ現地の言葉で「日本から来ました」と伝えてみてください。それだけで、温かい会話が始まりますよ。


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