海外旅行で美しい風景や現地の人、寺院や市場の活気ある光景に出会ったとき、「写真を撮ってもいいですか」と一言確認できると、トラブルを避けて気持ちよく撮影できます。国や場所によっては、無断撮影が失礼にあたったり、宗教的にタブーだったり、有料だったりすることもあります。「他人にカメラを向ける前に必ずひと声」が世界共通のマナーです。この記事では、10言語で「写真を撮ってもいいですか」を発音つきでまとめました。旅先で相手に敬意を伝え、最高の一枚を撮るための魔法のフレーズです。
韓国語で「写真を撮ってもいいですか」
사진 찍어도 될까요?(サジン チゴド トゥェルカヨ)
「사진(写真)」+「찍다(撮る)」の語幹に「-어도 되다(〜してもよい)」をつけた表現です。語尾を「될까요?」にすることで、丁寧で控えめなお願いになります。
寺院や市場、商品の陳列など、被写体が「物」のときも「人」のときも使える万能フレーズです。屋台のおばちゃんに料理を撮りたいときなどに自然に使えます。
例文:
사진 한 장 찍어도 될까요?(サジン ハン ジャン チゴド トゥェルカヨ)
写真を一枚撮ってもいいですか。
中国語で「写真を撮ってもいいですか」
我可以拍照吗?(ウォ クーイー パイジャオ マ)
「我(私)」+「可以(〜してもよい)」+「拍照(写真を撮る)」+「吗?(〜ですか)」というシンプルな構成です。中国本土・台湾・香港でも通じる定番表現です。
被写体を指して 可以拍这个吗?(クーイー パイ ジェイガ マ)(これを撮ってもいいですか)と聞くこともできます。寺院や博物館では「请勿拍照(撮影禁止)」という表示があるので注意しましょう。
例文:
请问,可以在这里拍照吗?(チンウェン クーイー ザイ ジェーリ パイジャオ マ)
すみません、ここで写真を撮ってもいいですか。
タイ語で「写真を撮ってもいいですか」
ขอถ่ายรูปได้ไหมครับ/คะ(コー ターイルーブ ダイマイ クラップ/カ)
「ขอ(お願いする)」+「ถ่ายรูป(写真を撮る)」+「ได้ไหม(できますか)」という丁寧な依頼表現です。男性は語尾に ครับ、女性は คะ をつけます。
タイは仏教国で、僧侶や仏像の撮影には特に配慮が必要です。モデルがいる屋台や市場では、笑顔でこのフレーズを言えば、快くポーズを取ってくれることも多いです。
例文:
ขอถ่ายรูปด้วยได้ไหมคะ(コー ターイルーブ ドゥアイ ダイマイ カ)
一緒に写真を撮ってもいいですか。(女性)
ベトナム語で「写真を撮ってもいいですか」
Tôi có thể chụp ảnh được không?(トイ コー テー チュップ アイン ドゥォック コン)
「Tôi(私)」+「có thể(できる)」+「chụp ảnh(写真を撮る)」+「được không?(よろしいですか)」という構成です。北部では「ảnh」、南部では「hình」を使う傾向があります。
ベトナムの少数民族の村や宗教施設では、写真撮影が禁止されているところもあります。一声かけることで「失礼な観光客」にならず、相手との交流も生まれます。
例文:
Tôi chụp ảnh ở đây được không ạ?(トイ チュップ アイン オー デイ ドゥォック コン ア)
ここで写真を撮ってもいいですか。
インドネシア語で「写真を撮ってもいいですか」
Boleh saya foto?(ボレ サヤ フォト)
「Boleh(〜してもよい)」+「saya(私が)」+「foto(写真を撮る)」というとてもシンプルな表現です。「foto」はオランダ語由来でそのまま動詞として使えます。
バリ島の寺院やジョグジャカルタの遺跡では、撮影可エリアと不可エリアが分かれていることがあります。屋台のおばさんを撮りたいときも、このフレーズを使えば笑顔で応じてくれます。
例文:
Boleh saya foto di sini?(ボレ サヤ フォト ディ シニ)
ここで写真を撮ってもいいですか。
タガログ語(フィリピン語)で「写真を撮ってもいいですか」
Pwede po bang kumuha ng litrato?(プエデ ポ バン クムハ ナン リトラト)
「Pwede(〜してもよい)」+「po(丁寧の助詞)」+「kumuha ng litrato(写真を撮る)」という構成です。「po」は目上の人や知らない人に対する敬語として欠かせません。
フィリピンでは英語が広く通じるので Can I take a photo? でもまったく問題ありません。ただ現地語で言うと、相手はぐっと心を開いてくれます。
例文:
Pwede po bang makipag-picture sa inyo?(プエデ ポ バン マキパグ ピクチャー サ インニョ)
一緒に写真を撮ってもいいですか。
マレー語で「写真を撮ってもいいですか」
Boleh saya ambil gambar?(ボレ サヤ アンビル ガンバル)
「Boleh(〜してもよい)」+「saya(私)」+「ambil gambar(写真を撮る)」という構成です。インドネシア語と語彙が近く、「foto」と言っても通じます。
マレーシアはイスラム教徒が多く、特に女性を撮影する際は必ず許可を得るのが鉄則です。モスクの中では撮影禁止の場所もあるので、入る前に確認しましょう。
例文:
Boleh saya ambil gambar di sini?(ボレ サヤ アンビル ガンバル ディ シニ)
ここで写真を撮ってもいいですか。
ヒンディー語で「写真を撮ってもいいですか」
क्या मैं फोटो ले सकता हूँ?(キャー メイン フォト レー サクター フン)
「क्या(〜ですか)」+「मैं(私)」+「फोटो ले सकता हूँ(写真を撮ることができる)」という構成です。男性形は सकता、女性形は सकती を使います。
インドの寺院や宮殿では撮影料が別途必要な場所が多くあります。タージマハルや赤い城でも、エリアごとに撮影ルールが異なるので、係員に一声かけるのが安心です。
例文:
क्या मैं यहाँ फोटो ले सकती हूँ?(キャー メイン ヤハーン フォト レー サクティー フン)
ここで写真を撮ってもいいですか。(女性)
アラビア語で「写真を撮ってもいいですか」
هل يمكنني أن ألتقط صورة?(ハル ユムキヌニー アン アルタキタ スーラ)
「هل(〜ですか)」+「يمكنني(私はできる)」+「أن ألتقط صورة(写真を撮ること)」という構成です。よりカジュアルには ممكن صورة?(ムムキン スーラ?) とも言えます。
アラブ諸国、特に湾岸地域では、女性や家族写真を勝手に撮ることは大変な失礼にあたります。男性が女性を撮ることは絶対NGです。必ず男性同士・女性同士で確認を。
例文:
ممكن صورة هنا?(ムムキン スーラ フナー)
ここで写真撮ってもいい?
トルコ語で「写真を撮ってもいいですか」
Fotoğraf çekebilir miyim?(フォトーラフ チェケビリル ミイム)
「Fotoğraf(写真)」+「çekebilir(撮ることができる)」+「miyim?(〜してもよいか)」という構成です。トルコ語の文法は「-ebilmek(〜できる)」が能力と許可の両方を表します。
イスタンブールのモスクや古代遺跡では、撮影制限のある場所が多いです。バザールやスパイス市場では店主に許可を取れば、商品越しに素晴らしい一枚が撮れることも。
例文:
Burada fotoğraf çekebilir miyim?(ブラダ フォトーラフ チェケビリル ミイム)
ここで写真を撮ってもいいですか。
10言語「写真を撮ってもいいですか」一覧表
| 言語 | 表記 | カタカナ読み |
|---|---|---|
| 韓国語 | 사진 찍어도 될까요? | サジン チゴド トゥェルカヨ |
| 中国語 | 我可以拍照吗? | ウォ クーイー パイジャオ マ |
| タイ語 | ขอถ่ายรูปได้ไหม | コー ターイルーブ ダイマイ |
| ベトナム語 | Tôi có thể chụp ảnh được không? | トイ コー テー チュップ アイン ドゥォック コン |
| インドネシア語 | Boleh saya foto? | ボレ サヤ フォト |
| タガログ語 | Pwede po bang kumuha ng litrato? | プエデ ポ バン クムハ ナン リトラト |
| マレー語 | Boleh saya ambil gambar? | ボレ サヤ アンビル ガンバル |
| ヒンディー語 | क्या मैं फोटो ले सकता हूँ? | キャー メイン フォト レー サクター フン |
| アラビア語 | هل يمكنني أن ألتقط صورة? | ハル ユムキヌニー アン アルタキタ スーラ |
| トルコ語 | Fotoğraf çekebilir miyim? | フォトーラフ チェケビリル ミイム |
撮影マナーの世界共通ルール
旅先での撮影は楽しい思い出作りですが、国や宗教、文化によってルールが大きく異なります。以下のポイントは世界共通で押さえておきましょう。
– 宗教施設では必ず確認 ― 仏像・モスク内部・教会の祭壇などは撮影禁止が多い
– 人物を撮るときは必ず一声 ― 子どもの写真は親の許可も必要
– 軍事施設・空港・国境 ― 国によっては逮捕リスクあり、絶対NG
– チップを期待される場合あり ― 民族衣装の人や特定の観光地では撮影に料金が発生することも
– フラッシュ禁止の場所が多い ― 美術館・博物館・歴史的建造物
まとめ
「写真を撮ってもいいですか」は、世界中どこでも旅人と現地の人をつなぐ魔法のフレーズです。多くの言語で「許可を求める表現+撮影動詞」というシンプルな構造になっています。覚え方のコツは、「ボレ(インドネシア/マレー)」「クーイー(中国)」「コー(タイ)」のような「〜してもいい」を意味するキーワードをまず押さえること。あとは現地語の「写真(foto / ảnh / 사진 / صورة)」を組み合わせるだけです。スマホを差し出すジェスチャーと笑顔があれば、たいてい伝わります。一声かける小さな心配りが、相手との温かい交流と最高の一枚を生み出すきっかけになります。素敵な旅の思い出をたくさん残してくださいね。
この表現について
「写真を撮ってもいいですか」という、たった一言のフレーズ。でも、その奥には各言語の文化や人々の心遣いがギュッと詰まっているんです。
特に私が注目したいのは、韓国語の「사진 찍어도 될까요?」と中国語の「可以拍照吗?」。どちらも「〜してもいいですか」という許可を求める表現ですが、そのニュアンスにはちょっとした違いがあります。
韓国語の「-어도 될까요?」は、語尾の「-을까요?」がポイント。これは単に許可を求めるだけでなく、「〜してもよろしいでしょうか?」と相手の意向を伺うような、より丁寧で控えめな響きを持っています。旅行先で、見知らぬ人にカメラを向ける場面を想像してみてください。相手に「許可をください」とストレートに要求するよりも、「もしよろしければ、写真を撮らせていただいても構いませんでしょうか?」と、相手の気持ちに寄り添う姿勢を見せる方が、トラブルを避け、スムーズなコミュニケーションに繋がりやすいですよね。この控えめな表現は、相手への敬意を大切にする韓国の文化が色濃く反映されているように感じます。
一方、中国語の「可以拍照吗?」は、シンプルに「可能ですか?」と尋ねるニュアンスが強いです。もちろん失礼な表現ではありませんが、韓国語のような「お伺い」の要素は薄め。個人的な感覚としては、許可を求める際の「ストレートさ」は、少し韓国語よりも上かなと感じます。
これらの違いは、どちらが良い悪いではなく、それぞれの言語が育んできた文化的な背景の違いから生まれているんです。旅先でこれらのフレーズを使うとき、単に言葉を口にするだけでなく、その言葉の裏にある「心遣い」を感じ取ってみてください。きっと、あなたの旅はもっと豊かになりますよ!
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