「持ち帰りできますか」は外国語で何て言う?10言語での言い方・発音まとめ

「持ち帰りできますか」を10言語で言うと?多言語フレーズの発音まとめ食事・レストラン
「持ち帰りできますか」を韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・マレー語・ヒンディー語・アラビア語・トルコ語の10言語で紹介。発音つき多言語フレーズ辞典。

海外のレストランで食事をしていて「量が多くて食べきれない…」というときや、ホテルの部屋でゆっくり食べたいときに役立つのが「持ち帰りできますか?」のひとこと。テイクアウト文化が根付いている国もあれば、少し珍しがられる国もあり、国ごとの食文化が垣間見えるフレーズでもあります。この記事では、10言語での「持ち帰りできますか」の言い方を発音つきでまとめました。

韓国語で「持ち帰りできますか」

포장 돼요?(ポジャン ドェヨ?)

「포장(ポジャン)」が「包装」、「돼요?(ドェヨ?)」が「できますか?」で、直訳すると「包装できますか?」となります。韓国ではテイクアウトを「포장」と言うのが定番です。

より丁寧には 포장해 주실 수 있어요?(ポジャンヘ ジュシル ス イッソヨ?)(包んでいただけますか?)と言います。韓国はテイクアウト文化が発達しており、気軽に頼めます。

例文:

남은 거 포장해 주세요.(ナムン ゴ ポジャンヘ ジュセヨ)

残ったもの、持ち帰りでお願いします。

中国語で「持ち帰りできますか」

可以打包吗?(クーイー ダーバオ マ?)

「打包(ダーバオ)」が「包んで持ち帰る」という意味の定番表現です。中国では食べ残しを持ち帰るのはごく普通のことで、「打包」は日常的によく使われます。

店員さんに直接 请帮我打包(チン バン ウォ ダーバオ)(包むのを手伝ってください)と言うのもよく使います。最近はデリバリーやテイクアウトの普及で 外带(ワイダイ) という言い方も広まっています。

例文:

吃不完,可以打包吗?(チー ブー ワン、クーイー ダーバオ マ?)

食べきれません。持ち帰りできますか?

タイ語で「持ち帰りできますか」

ห่อกลับบ้านได้ไหมครับ/คะ(ホー クラップ バーン ダイ マイ クラップ/カ?)

「ห่อ(ホー)」が「包む」、「กลับบ้าน(クラップ バーン)」が「家に帰る」、「ได้ไหม(ダイ マイ)」が「できますか」です。男性は「ครับ」、女性は「คะ」を語尾に添えます。

屋台や食堂では ใส่ถุง(サイ トゥン)(袋に入れて)と言えば持ち帰り用に包んでくれます。タイはテイクアウト文化が非常に発達しています。

例文:

กินไม่หมด ห่อกลับบ้านได้ไหมคะ?(キン マイ モット、ホー クラップ バーン ダイ マイ カ?)

食べきれません。持ち帰りできますか?

ベトナム語で「持ち帰りできますか」

Cho tôi mang về được không?(チョー トイ マン ヴェー ドゥオック ホン?)

「Cho tôi(チョー トイ)」が「私に~してください」、「mang về(マン ヴェー)」が「持ち帰る」、「được không?(ドゥオック ホン?)」が「できますか?」です。

ベトナムのローカル食堂でもテイクアウトは一般的で、気軽に頼めます。短く Mang về(マン ヴェー) だけでも通じます。

例文:

Tôi ăn không hết, mang về được không?(トイ アン ホン ヘット、マン ヴェー ドゥオック ホン?)

食べきれません。持ち帰りできますか?

インドネシア語で「持ち帰りできますか」

Bisa dibungkus?(ビサ ディブンクス?)

「Bisa(ビサ)」が「できますか」、「dibungkus(ディブンクス)」が「包まれる」で、直訳すると「包んでもらえますか?」となります。

より明確に Bungkus untuk dibawa pulang(ブンクス ウントゥッ ディバワ プラン)(持ち帰り用に包んで)とも言えます。インドネシアでは「bungkus」が持ち帰りの定番ワードです。

例文:

Sisa makanan ini bisa dibungkus?(シサ マカナン イニ ビサ ディブンクス?)

この食べ残し、持ち帰りできますか?

タガログ語(フィリピン語)で「持ち帰りできますか」

Pwede pong pa-take out?(プウェデ ポン パ テイク アウト?)

タガログ語では英語の「take out」がそのまま使われます。「Pwede(プウェデ)」が「できますか」、「po」が丁寧語の小辞です。

残り物を持ち帰ることを doggie bag(ドギーバッグ) と表現することもあります。フィリピンでは食べ残しを持ち帰る文化も根付いていて、気軽に頼めます。

例文:

Pwede po bang pa-take out yung natira?(プウェデ ポ バン パ テイク アウト ユン ナティラ?)

残った分、持ち帰りできますか?

マレー語で「持ち帰りできますか」

Boleh bungkus?(ボレ ブンクス?)

「Boleh(ボレ)」が「できますか」、「bungkus(ブンクス)」が「包む」で、インドネシア語とほぼ同じ構造です。マレーシアではホーカー(屋台街)文化が発達しており、持ち帰りは日常的です。

店員さんに Nak bungkus(ナッ ブンクス)(持ち帰ります)と伝えるとスムーズです。「tapau(タパウ)」という中華系由来の俗語もよく使われます。

例文:

Boleh bungkus untuk dibawa balik?(ボレ ブンクス ウントゥッ ディバワ バリッ?)

持ち帰り用に包めますか?

ヒンディー語で「持ち帰りできますか」

क्या मैं पैक करवा सकता हूँ?(キャー メーン パック カルワー サクター フーン?)

「पैक(パック)」は英語の「pack」からの借用語で、「करवा सकता हूँ(カルワー サクター フーン)」が「~してもらえますか」を意味します。女性は「सकती हूँ(サクティー フーン)」になります。

インドでは英語が広く通じるため、シンプルに Parcel please(パーセル プリーズ)Take away(テイク アウェイ) でも十分通じます。

例文:

बचा हुआ खाना पैक कर दीजिए।(バチャー フアー カーナー パック カル ディージエー)

残った料理を包んでください。

アラビア語で「持ち帰りできますか」

هل يمكنني أخذه معي؟(ハル ユムキンニー アハズフ マイー?)

「هل يمكنني(ハル ユムキンニー)」が「私は~できますか」、「أخذه معي(アハズフ マイー)」が「それを一緒に持っていく」を意味します。

レストランでは تغليف من فضلك(タグリーフ ミン ファドリク)(包装をお願いします)というシンプルな言い方もよく使われます。アラブ圏は「もてなし」の文化が強く、残った料理を持ち帰ることに違和感はありません。

例文:

هل يمكنني أخذ الباقي معي؟(ハル ユムキンニー アハズ アル バーキー マイー?)

残りを持ち帰ることはできますか?

トルコ語で「持ち帰りできますか」

Paket yapabilir misiniz?(パケット ヤパビリル ミスィニズ?)

「Paket(パケット)」が「包装・パック」、「yapabilir misiniz(ヤパビリル ミスィニズ)」が「~していただけますか」の丁寧形です。

カジュアルに Paket olsun(パケット オルスン)(パックでお願いします)とも言えます。トルコは食べ残しを持ち帰る文化もあり、お店の人も快く対応してくれます。

例文:

Kalanı paket yapabilir misiniz?(カラヌ パケット ヤパビリル ミスィニズ?)

残りを持ち帰り用に包んでいただけますか?

10言語「持ち帰りできますか」一覧表

言語表記カタカナ読み
韓国語포장 돼요?ポジャン ドェヨ
中国語可以打包吗?クーイー ダーバオ マ
タイ語ห่อกลับบ้านได้ไหมホー クラップ バーン ダイ マイ
ベトナム語Cho tôi mang về được không?チョー トイ マン ヴェー ドゥオック ホン
インドネシア語Bisa dibungkus?ビサ ディブンクス
タガログ語Pwede pong pa-take out?プウェデ ポン パ テイク アウト
マレー語Boleh bungkus?ボレ ブンクス
ヒンディー語क्या मैं पैक करवा सकता हूँ?キャー メーン パック カルワー サクター フーン
アラビア語هل يمكنني أخذه معي؟ハル ユムキンニー アハズフ マイー
トルコ語Paket yapabilir misiniz?パケット ヤパビリル ミスィニズ

まとめ

「持ち帰り」文化は国によって温度差があり、中国の「打包」やタイ・ベトナムの屋台文化のように持ち帰りが当たり前の国もあれば、高級レストランでは少し遠慮がちな国もあります。しかし、「食べ物を無駄にしない」という思いは世界共通。旅先で注文しすぎてしまったときにも、現地の言葉で「持ち帰りできますか?」と伝えられれば、料理もおいしく、気持ちもスマートに旅を楽しめます。ぜひ覚えて、旅先の食卓で活用してみてください。

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この表現について

「持ち帰りできますか?」というシンプルな一言ですが、こうして多言語で見てみると、その背後にある文化や習慣の違いが浮き彫りになって面白いですよね。

特に私が注目したいのは、「包装」という言葉が持つニュアンスの違いです。韓国語の「포장 돼요? (ポジャン ドェヨ?)」や中国語の「可以打包吗? (クーイー ダーバオ マ?)」は、直訳すると「包装できますか?」となりますが、これは単に「箱に入れてください」という意味合いだけではありません。そこには、お店側が「食べ物を適切に持ち帰れる状態にしてくれる」というサービスへの期待が込められているんです。

考えてみれば、料理はできたてが一番美味しいもの。それを持ち帰るということは、お店にとっては「味が落ちるリスク」を伴う行為でもあります。だからこそ、多くの国で「持ち帰り」は、単なる容器提供ではなく「包装」という表現が使われ、きちんとしたサービスとして提供されているんですね。日本でも最近は「テイクアウト」が一般的になりましたが、昔ながらの和食店などでは、持ち帰りを「折詰め」と表現したりしますよね。これも、単に容器に入れるのではなく、見栄えや鮮度を保つための「包装」という概念に通じるものがあると感じます。

一方で、英語の “Can I get this to go?” や “Takeout, please.” のように、より直接的に「持っていく」ことに焦点を当てた表現も多く見られます。これは、持ち帰りがごく日常的な行為として定着している文化圏ならではかもしれません。気軽に、そしてスマートに注文したい、そんなニーズが反映されているのでしょう。

現地で使う際のコツとしては、今回ご紹介した「丁寧な表現」を覚えておくことを強くお勧めします。特に、テイクアウトがあまり一般的ではない国や、高級なレストランでは、”Would you mind packing this for me?” のように、相手に配慮する一言を添えるだけで、よりスムーズに、そして気持ちよく対応してもらえるはずです。言葉の表面的な意味だけでなく、その裏にある文化的な配慮を理解することが、多言語学習の醍醐味ですよね!

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